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ほのぼの区民講習(2008.8.29)

また8月25日(月)から6日間、札幌市の区民センターの講習が始まりました。
出張で講習を行うのですが、平均年齢が60歳ほどの講習(20名)で、わきあいあいとやってます。

初心者のコースでは、文字の入力から始めてます。毎回同じ箇所で同じ説明をしています。なぜ飽きないかというと、説明するほう(講師)は同じことを説明していても、聞くほうは初めてだからだろう、と思うからです。
当然同じ説明をしても、反応は毎回違います。おーっ、そうきたかー!、というリアクションもあるので、毎回楽しみにしてるくらいです。 いつも漢字がでない!という質問があり、今回もまたありました。

「大通り」がでない。「おおどおり」と打たずに「おうどうり」と打って「追う道理」と出てしまうとか。
あと、札幌に住んでいる人でも東京の「麻布」と札幌北区の「麻生」を間違えてしまうようで。

「麻布」は「あざぶ」で「麻生」は「あさぶ」なんですよ、と。すると、「へーっ!」と。あなたは道外出身の方ですか?と聞くと、いえいえ札幌出身ですと。(@_@;)

「引越し」がでない!とも。よく見ると「しっこし」と打ってるじゃあないですか。何度口頭で「しっこし」ではなくて「ひっこし」ですよ、と説明しても、そうだろう…「しっこし」だろうって。ホワイトボードに「ひっこし」と書いてようやく納得!

そんなやり取りのおかげで2時間はあっという間に過ぎる、という感じです。でもみなさん楽しそうでなによりです。
いつも講習の中で「助け合いが必要ですよぉー」と言ってます。

また、みなさんをのせるためにリップサービスも忘れません。「今回のクラスは出来が素晴らしいですねぇー」と。でもその際に大きな拍手が起きることもあるので、そのときは少しクールダウンさせなければならないので、「拍手いらない…毎回同じこと言ってるから(笑)」と。

完全にできるように、ということよりも、みんなと楽しむ、ということに主眼を置いた講習なので出張している私も楽しく講習しているという感じです。